石川いしかわ 輪島わじまこう 仮設かせつ桟橋さんばし設置せっち作業さぎょう 岸壁がんぺき隆起りゅうきりょうができない状態じょうたい
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Mar 16, 2024 15:03
Furigana
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能登のと半島はんとう地震じしん海底かいてい岸壁がんぺき隆起りゅうきしたためりょうができなくなっている石川いしかわけん輪島わじまこうで、仮設かせつ桟橋さんばし設置せっちする作業さぎょうおこなわれました。

輪島わじまある輪島わじまこうでは、1つき地震じしん海底かいてい地盤じばん隆起りゅうき水深すいしんあさくなったほか岸壁がんぺきも1メートル以上いじょうせりがったため、ふね乗り降のりおさかな水揚みずあむずかしくなり、およそ200せきあるふねりょうられない状態じょうたいつづいています。

石川いしかわけんは、ふね乗り降のりおできるようにするため、みなと仮設かせつ桟橋さんばし設置せっちすることにし、16にち作業さぎょうおこなわれました。

桟橋さんばしは、ながさが34メートルはばが4.2メートルあり、作業さぎょういん岸壁がんぺき平行へいこうなるよう位置いち調整ちょうせいしたあと、いかりをろして固定こていし、最後さいごにタラップを設置せっちして岸壁がんぺき行き来いききできるようにしていました。

けん漁協ぎょきょうはよりおおふね接岸せつがんできるよう、仮設かせつ桟橋さんばし設置せっちやしていきたいとしています。

一方いっぽうみなとでは、地元じもと漁師りょうしたちが今後こんごふね仮設かせつ桟橋さんばしなど移動いどうさせる場合ばあいそなえて、すこでもふねかせようと、船内せんないあるあみなどを陸上りくじょうにあげてかるくする作業さぎょうすすめていました。

漁師りょうし山本やまもと伸治しんじさん(60)は「しおふね海底かいていについてしまいます。みなと全然ぜんぜん改善かいぜんしていないので、いちにちでもはやりょうられるよう一生いっしょう懸命けんめい頑張がんばりたいです」とはなしていました。

輪島わじまこうでは水深すいしん確保かくほするため、海底かいてい土砂どしゃなど取り除とりのぞ工事こうじすすめられていますが、地元じもと漁協ぎょきょうによりますと、りょう再開さいかいできる見通みとおまだたっていないということです。

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